住宅ローンについて
住宅ローン事前審査で必要なもの

・事前審査申込書

・個人情報の取扱いに関する同意書

・物件に関する資料
物件案内図や登記簿、公図、測量図など

・本人確認資料
運転免許証やパスポート

・健康保険証

・所得に関する書類
給与所得の方は、前年分の源泉徴収票
個人事業主の方は、確定申告書の3期分の写し
会社経営の方は、決算書3期分の写し、及び前年の源泉徴収票

・現在のお借入れ内容が分かるもの
お借入れ明細表、ローン、クレジットのご返済予定表

・自己資金確認資料
預金通帳等

・職歴票
転職後、勤続3年未満の方

 

住宅ローン参考事例 鴨川市の中古物件

事例1 住宅ローンで中古戸建を購入

参考事例として、1,650万円の中古戸建てをフルローンで一括購入したAさんの例を紹介いたします。
Aさんは諸費用分として150万円も込みで、合計1,800万円の住宅ローンを組みました。

※物件の広さや築年数、所在地、ローン借主様の職業や勤続年数、また頭金の金額等により諸費用は異なりますので、あくまで一つの目安としてお考え下さい。
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物件
価格1,650万円
安房鴨川駅から2.5㎞の市街地に近い立地
土地270㎡
建物80㎡
私道持ち分155㎡
平成13年築

Aさん
サラリーマン
勤続年数20年
税込年収約500万円
他の借入れ状況として、
携帯電話のローン残高が約8万円
車のローン残高が約60万円
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・固定資産税清算金 約50,000円
 固定資産税年額約60,000円を365日で割り、購入日から日割り計算

・所有権移転登記料 約190,000円(登録免許税+司法書士報酬)
 内訳 
    登録免許税   約90,000円
    報酬      約90,000円
    登記簿郵送料等 約10,000円
 
・売買契約書 印紙代 10,000円

・仲介手数料 599,400円(1,650×3%+6万円)×消費税8% 
 

・水道名義変更料 4,320円(水道局手数料)
 

売買契約にかかる諸費用 約853,720円
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住宅ローン諸費用
保証会社保証料 約370,000円(物件価格の約2%が目安)
融資事務手数料 約32,400円
金銭消費賃借契約書 印紙代 20,000円
火災保険料 約200,000円

住宅ローンにかかる諸費用 約62,2400円
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諸費用合計 約1,476,120円

Aさんの場合、物件価格1650万円+諸費用147万6120円、合計1,797万6120円が物件購入に必要な金額となりました。

金銭消費貸借契約とは

借主(お客様)が、貸主(金融機関)から金銭を借り入れて、
その金銭を消費(物件購入)し、その借入額(元本)と同額の金銭を貸主(金融機関)に返済する契約のことです。
また、金融機関からの借り入れの際には通常、利息の支払いもあります。

住宅ローンを金融機関から借り入れる場合には一般的に、
お客様が購入する不動産に*抵当権を設定し、担保として金融機関に差し入れます。
この場合通常、金銭消費貸借契約と抵当権設定契約をまとめて「金銭消費貸借兼抵当権設定契約」として一度に行います。

*抵当権とは、
金融機関が住宅ローンを貸すとき、万が一お金が回収できない場合のため、担保として不動産を確保しておくことをいいます。
抵当権が設定されると、不動産登記簿謄本に金銭の借主(債務者)や貸主(抵当権者)、期日、金額が記載されます。

また、金銭消費貸借兼抵当権設定契約には次の契約条項が記載されるのが通例です。
1.借入金額・利率・返済期日・遅延損害金
2.返済の延滞や債務者の信用状況の悪化が生じた場合の措置
3.不動産に対する抵当権設定
4.不動産の滅失等の場合における追加担保の差し入れ
5.不動産の売却・賃貸借等の制限
6.火災保険への加入
7.保証人または保証会社による保証